山の麓で!〜At the foot of the mountain!〜

山岳エンターテイナーのつぶやき

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バックヤードウルトラの説明書

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みなさんこんにちは!やまちゃんです❗️

今日は、先日参戦した究極のウルトラレース

バックヤードウルトラ

についてお話ししたいと思います。

 

興味もないのに間違って開いちゃった人は、時間の無駄になっちゃうといけないんで、

↓ポチってAmazonでお買い物でも楽しんでください☺️

この記事をお読み頂いているみなさんなら、このレースについて、ある程度ご存知かとは思いますが、以下概要です。

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バックヤードウルトラとは

バックヤード ウルトラ(Backyard ultra)は、ウルトラマラソンの形態の一つである。競技者は、6,706 メートル (4.167 マイル)を 1時間以内に走り、それを継続させなければならない。各ラップを終了した後は、残りの時間を次のレースのリカバリーに使うことができる。レースは、最後の一人になるまで続く。

つまり、最後まで走り続け、生き残った者が勝ち!

 

終わりが決まっていない

究極のエンデュランス(耐久)レース!

アメリカで始まったこのレースは、今や世界各国で行われる変態ランナーの力試しの場となりました。

 

公式ジャパンレース

今年2月、日本で初めての公式ジャパンレース

Backyardultra Last Samurai Standing

が開催されました。

↓16人のメンバーで、初めてのジャパンレース

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続いて先日10/18

Big Dog's Backyardultra World Championship 

コロナ禍の影響でオンライン中継による世界同時開催されました。

日本代表10人で、世界と戦った!

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バックヤードウルトラってなんだ?

この二つのレースに参戦して感じた

バックヤードウルトラって何だ❓❓

を、参加者目線でゆるゆると紐解いてみたいと思います👍

 

まず初めに、一番肝心な部分

 

このレースは楽しいのか?

答えは明白!

ぜんぜん楽しくないです!

それはなぜか?考えてみてください。

1ラップ1時間6.7㎞、いつ終わるか分からないエンドレス。雄大な景色が拝めるわけでもなく、盛り上がるデッドヒートや駆け引きもない。楽しいと思いますか?

 

レースの魅力は?

魅力は、ほぼありません。

ほぼ。

足が速くなくても勝てるとか、ギラギラしてないところが良いとか、そんな感じでしょうが、強いて言うなら、"魔力"があります。

 

レースの魔力とは?

全然楽しくないのに、一度やると、ハマるどころか、抜け出せなくなります。

それはなぜか。僕なりに分析してみました。

↓↓↓

【バックヤードウルトラ最大の特徴】

→「完結性の無いモヤモヤ感」

このレースは、最後に残った一人のみが完走です。

なので、優勝者以外の結果はDNF

つまりリタイアなのです。

めちゃくちゃ頑張って頑張って精魂尽き果てて、倒れるまで走ったっていう、いわゆる出し切った人に突きつけられるのはDo not finish.

そう!

出し切った人はリタイア

ひどくないですか?( ;∀;)

 

逆を言えば、優勝者は出し切れていない可能性があるんです。

なぜなら、アシストと言われる二番手が脱落すれば、自分は優勝なので、自分が出し切ったタイミングで終わらない。

もっと走れたのにとか、まだ余力があるのにっていう状態で、レースは終わります。

競技者ならば、出し切らずに終わるレースほど、モヤモヤすることないですよね。

優勝してもしなくても、なにかしらの「モヤモヤ」が残ってしまうのが、このレースの特徴です。

この「完結性の無いモヤモヤ」を解消するためにはどうするか。

そう!

また次のバックヤードウルトラに出るしかないんです。

ぇぇ。またリベンジが待ってるんです。。。

どうです?この無限ループ(笑)

これは、もう悪魔のレースです。

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どんな人に向いてる?

速く走るよりも、長く走れる人に向いてます。

走力は、必要な能力の一つで、もちろん忍耐力も必要となります。

想像してください。

あなたは今から、壁に向かって足踏みします。50分間足踏みして、10分間だけ休みます。それを、僕がいいと言うまで続けてください。

 

→いやいや、絶対に無理だわ。

って思う人は、出ない方がいいです。

 

→やりたくないけど、やれと言われればできる。

って人は、向いてるとまでは言いませんが、出る価値はあります。

新たな扉を開いちゃうタイプです。

 

→ふーん、なんかよく分からんけどやってみるわ。もしくは

→全然できるわ。

って人は、向いてます。次回出た方がいいです。

何も考えずにいろいろできる人や、そもそもの精神力が常人を凌駕してる人は、大丈夫です。

 

レースに向けてどんなトレーニングをしたら良いの?

とにかくまず第一に長い時間、何も考えずに走り続けられるトレーニングです。

いつ終わるか分からないです。

日本で行われた二大会でも、40時間を超えました。

世界記録は、ベルギーの75時間です。

75時間はもはや異次元としても、最低でも40時間は走れるようにならないと、完走は見えてきません。

 

【本番までにやった方が良いこと】

→長時間行動に体を慣れさせること

→めちゃくちゃゆっくり走るトレーニング

→エイドワークの確認・練習

 

ゆっくり走るのって、意外に疲れるんですよね。普段走るときと、使う筋肉がまったく違う。なので、訓練が必要になります。

サブスリーランナーのスピード練習したところで、40時間超えは見えてきません。

あと、1時間に一回エイドがあるので、このエイドを如何に有効に使うかが、鍵となってきます!

本番を想定して、エイドワークの練習もした方が良いです。

 

 

そういうアンタはどうなのさ?

と聞かれると、

1回目は怪我にやられ20ラップ、今回は睡魔と幻覚にやられ27ラップでした。

まだまだ伸び代があるんです。

僕はヘタレやろーなんです😭

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リタイアの原因は何か?

これは大きく分けて2パターンあります。

→体がダメになるか

→心がダメになるか

 です。わかりやすいでしょ。

 

【体がだめになる】

まず前者、体についてです。

例えば怪我や痛みなどで続行不能になって、やめざるを得なくなるパターン。

胃腸トラブルで、補給ができなくなるのも、よくあることです。

長距離レースは、食えなくなったら終わりと、尊敬するTJAR戦士が仰ってましたが、まさにその通りです。

基礎的な走力はもちろん必要ですが、効率的に補給できることも、完走に向けて必須の条件になります。

むしろ補給はかなり重要な要素なので、こちらについては、別に記事を書きたいと思います。

 

【心がだめになる】

次に心、つまり精神的に続けられない、いわゆる心が折れるってやつです。

これは、前者の要因が心を折る場合もあるし、疲労や睡眠不足で意識が保てなくなって、やめてしまうこともあります。

レース中のメンタル管理も、非常に重要な要素です。

ボーっと走れるのが一番ですが、ボーっとできるのも、ある意味才能です。

→はい!そこのあなた!今すぐボーっとしてください!

って言われても、なかなかできないですよね?

シンプルですが、とても難しいことなんです。

 

よくバックヤードウルトラについて、

早めにピットインして、ゆっくり休んだらいいんじゃないの?

なんてことを聞かれることがあります。

確かにそれも一つの手ですが、経験者目線で言わせて頂くと、あまりオススメできません

もう一度言いますが、このレースはいつ終わるか分からないので、なるべく身体に負担をかけず、体力をいかに温存するかが鍵になります。

スピードを出して、足や内臓に負担をかけたりするのは、リスキーです。

 

10ラップごとに、戦略的にスピードラップを作って、長めに休むとかなら効果はあるかもしれませんが、自分にはその方法は向いてないなと思いました!

 

気持ちにも身体にも、

波が無い方が長続きの秘訣

(ここテストに出るぐらい重要)です。

 

これは勝手に自分が思っているだけですが、前回や今回のレースで、上位に食い込む超人たちに共通するのは、良い意味で、

「感情に波が無い」

何があっても動じない不動の精神を持っている❗️

そんな感じです。

 

優勝が決まった瞬間、僕ならヒャッホーーィって、シャンパンでもブチ撒けながら踊り狂いそうなのに、ジャパンレースを勝ち取った猛者は、そんな瞬間ですら、「おつかれっした」みたいに、いつもの練習会を終えたような穏やかさ。

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なんだか静かに勝利を噛み締めてる!って感じでした!疲労困憊なのもあるかもしれませんが、その感情の波の無さも、パフォーマンスに影響するのは間違いないです。

つまり全てにおいて「安定」していることが望ましいんです。

このレースは、10人居れば10人のやり方がありますが、核となる部分は同じです。

 

フィジカルケア、メンタルケアの両方をしっかりして、管理されたシステムと限られた時間の中で、いかに自分流のレース展開ができるか。

ある意味、これがこのレースの面白みなのかもしれません。

 

補給などについては、また改めて書きたいと思いますが、掘れば掘るほど奥にハマって抜け出せなくなる❗️

それがバックヤードウルトラ!

 

もし出たいという人がいれば、こうアドバイスします!

 

「絶対にやめとけ‼️」

 

ではまた!次回をお楽しみに😁

 

see you next backyard👋

 

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