久々の更新です。。。
ブログやめようかと思ってしばらく放置でしたが、とりあえず備忘録的に、選考会について書いておこうと思います!
このブログをお読みの方はご存知かと思いますが、TJAR2022の書類選考に合格し、選考会に参加して参りました。
そして選考会の結果は「不合格」でした。
なので、今年のTJARには出られません。。。
次は2024年なので、2年後。
目指すつもりではいます。
今回の記事は、同じ過ちを繰り返さないための戒めなので、走り書きです!
【不合格の理由】
いくつか審査項目がある中で、自分の中でも唯一「やってもたなぁ」と思っていたのが
「緊急対応時能力」(テーピング)
でした。
一日目の終盤、北沢峠に差し掛かる直前の山中で審査がありました。
捻挫した想定で、持っているテーピングで「完全固定」するというお題でした。
固定の方法は分かっていました。
そのお題には「15分間、最低限の使用で」というようなオプションが付いていて、僕は「あんまテープ使ったらあかんのかな?」「ムダ使いできへんな」なんて思いながら、5分ぐらいでひと通りのテーピングを終えました。
僕はかなり後続でしたので、午後から崩れた天気のど真ん中で審査を受けていました。
審査中も雨に打たれていました。
レインは上しか着ておらず、足は雨で濡れていました。
早々に固定を終えましたが、本当に必要最低限の固定に留まり、正直少し甘かったと思います。
そしてスタッフが「完全固定」できているかを確認するため、足首をグニグニしたときに、雨で濡れた部分が「パリッ」と剥がれて、固定が緩みました。
それが不合格の理由だと思います。
【その他の審査】
1日目の読図審査は、2日目のゴール後に答え合わせがあり、ほぼ完璧でした。自分でもこれには自信がありました。
露営技術審査も、時間内に設営しましたし、シェルターの倒壊はなく、問題ありませんでした。(後で確認したら、皮一枚で繋がってるペグがあり、ゾッとしましたが。)
筆記試験は思ったより難しかったですが、「全く分からない」という感じではなかったかと。
ただ、これも例年より難易度が高かったと、皆々が口を揃えて言っていました。
TJARオタク級でないと分からないんじゃない?という問題もありました。
各日関門にも間に合っているので、走力も問題はなかった。
なので、やっぱりテーピングがネックだったんだなと思います。
【当日のパフォーマンス】
テーピングだけあかんったんかい!とは言え、僕としては当日のパフォーマンスがとても悪いと感じていました。
4月、5月と私的な事情やコロナ感染でまともにトレーニングがほぼできず、むしろ体力は落ちる一方で、付け焼き刃で選考会に臨みました。
が、実際には満足のいく走りはできませんでした。
1日目は59人中53位くらい?でゴール。
2日目に至ってはケツから2番目でした。
道中に会った知り合いや、顔見知りのスタッフからも「遅くない?」とか「手を抜いてる?」なんて言われたりもしましたが、パフォーマンスが悪いことを隠して、「関門に間に合えば良かろうの温存モードです」なんて誤魔化してたけど、内心けっこうキツかったです。
テーピングの審査も、そんな「余裕の無さ」が影響したと思っています。
時間的にも体力的にも、もっと余裕があれば結果は変わっていたのではないかと、悔しい想いでいっぱいです。
選考会直前のトレーニング管理や体調管理、感染対策なんかも今思えばガバガバで、もっとキッチリ詰めとけば良かったと、悔やんでばかりです。
不合格の項目は1項目かと思いますが、そこにはすべて繋がっていると思っています。
【これからの君へ】
これからTJARを目指す人、そして次に向かう自分へ言いたいのは、
「甘くないぞ!」
ということです。
書類が良ければヨシ!
選考会出られればヨシ!
じゃなく、それまでの過程や取り組む環境を含めて、きっちりと「管理」できる人が進めるステージなのだと実感しました。
今回の選考会では、59人中29人が落ちました。
半分落ち、年々選考会も難しくなっている?というような話も聞きます。
関門に間に合わなかった方も居ますし、シェルターが倒壊した人も目の当たりにしました。
同じくテーピングで落ちたという声もチラホラ。
長い時間をかけて準備してきたことが、一瞬のミスで、一瞬にして崩れ去るのがTJARの残酷さなのだと痛感しましたし、「日本一厳しい」と言われる所以だと思います。
【感謝の気持ち】
しばらくは頑張らないと決めたので、また気持ちを落ち着かせ、この結果を糧として山屋としてもっと成長して、またチャレンジできたらと思っています。
たくさんの方々から、「やまちゃん頑張って!」と応援の声を頂きました。
本当にありがとうございました。
そんな声に応えられなかったことが、めちゃくちゃ悔しくて悔しくて、涙が止まらなかったです。
そしてたくさんの方々から、「今はゆっくり休んで」「変わらずに応援してる!」と優しい言葉もかけて頂きました。
本当に感謝しかないです。
とりあえず次までに死ぬほどテーピングの練習して(違う違うそうじゃない)、心技体ともにもっともっとアップデートして、2024に臨みたいと思います。
【出る人にかけた呪い】
選考会では、新しい出会いもあり、とても良い経験になりました。
出場を決められた皆さんのご武運を心より祈っています。
「僕の分も頑張ってほしい」という呪いをかけましたので、何が何でも完走してほしいです。
当日は、五色ヶ原辺りから立山を逆走しながら、みなさんの勇姿を目に焼き付けようと思います。
またお会いできる日を楽しみにしています。
重ねて、応援して頂きましたみなさんに心より感謝をお伝えいたします。
これからも「どんなときも笑顔」をモットーにして、山の魅力をみなさんにお伝えしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
はぁ〜〜。。。
チックショーーーーーーー❗️
次はやってやる‼️みてろよー‼️
to be next TJAR