山の麓で!〜At the foot of the mountain!〜

山岳エンターテイナーのつぶやき

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常念山脈日帰りクレイジーラウンド❗常念岳~蝶ヶ岳

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こんばんは!

更新サボりぎみのやまちゃんです👍f:id:yamanoid:20190422223145j:image
先日(4/16)、思い立って、

  残雪の北アルプス🏔️

   ⏩Mt.Jonen to Mt.Cho

  extreme one day trial

と称する

   ⏩常念岳東尾根→常念岳→蝶ヶ岳→三股

のクレイジーな行程を日帰りで行ってきました。

結果、20時間かけて下山したお話。f:id:yamanoid:20190422223223j:image

まずはザクッとしたタイムから❗

《4/16》
01:00 ほりでーゆーゲートから 登山開始
08:20 前常念岳
10:00 常念岳(11:00まで昼食)
11:00 休憩終わり、出発
14:50 蝶槍
15:55 蝶ヶ岳(ヒュッテ)
19:30 三股登山口
21:00 ほりでーゆーゲートf:id:yamanoid:20190422223256j:image

⏩常念岳東尾根

高瀬川No.063から登山道入りし、整備されたトレイルをひたすら登る👍

噂に違わぬ「鬼の藪こぎ」で、サングラスを失いました。

前常念岳までは、アプローチシューズとしてトレランシューズを使用しています。f:id:yamanoid:20190422223348j:image
実際、藪こぎを抜けるまで、雪はあまりなく、アプローチシューズで充分でした☺️

前常念岳に差し掛かり、ここで冬用のブーツに履き替え、アイゼン着用。(ここで敢えなく日の出)
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そしてトボトボ登っていると……

前常念~常念岳の稜線で、後ろから爽やかなタフガイに抜かれる……(めちゃ速いやんこの人💦)
タフガイさんに、

   「どこまで行くんですか?」
と聞かれ、
   「蝶ヶ岳をラウンドし、三股に降ります」
と答えると、
   「バケモノですね」
と言われましたが、僕より小一時間ほど後に出発して、先に常念岳にたどり着くタフガイさんの方がバケモノです。f:id:yamanoid:20190422223525j:image

いよいよトップオブ常念岳❗f:id:yamanoid:20190422223602j:image

付近は、終始無風、暑い。f:id:yamanoid:20190422223625j:image
常念岳山頂で一時間ほど休憩し、カップラーメンやらを食べ、エネルギーチャージ✨

山で食うカップラーメンは

この世で1番美味い説。f:id:yamanoid:20190422223706j:image

食べ終わり、いざ蝶ヶ岳へ。
(地獄の始まり)

ここからは、先行者がなく、人が足を踏み入れた気配もない。

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待ってました❗鬼のラッセル❗

稜線づたいなので、ルートファインドは難しくないですが、ラッセル地獄により、脱水気味💦

予定より水分を早めに消費。
雪を煮沸して、ストックしていたんですが、尽きそうなので、ノドの渇きを感じたら、雪を食べます。(お腹壊しませんでした)

蝶槍を通過し、なんとか蝶ヶ岳に着くも、すでに午後4時になっているではないか((((;゜Д゜)))
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日没が迫るが、気温もさほど下がらないだろうし、夜間行軍は得意なので、焦りはない。

むしろスマホの充電が切れそうなのが焦る。
✈️モードで乗り切るも、YAMAPを途中で切断するほど、充電が枯渇。

 


ルートファインディングに苦戦しながら下山するも、なぜか途中からトレースが現れる。しかもめちゃめちゃ正確。
三股に神はいた。

雪山においては、トレースがあるってのは、本当に有り難い。


補給食はまだあったが、万が一を考え、手は付けず、行けるところまで行く。
お腹空いたら、雪を食べる。

途中、一度力尽きましたが、なんとか復活😎
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いつになったら着くねん。

と、ぼやきながら、日没とほぼ同時に三股登山口に到着。

 

でもここからなんですよ。冬の山は。
アプローチシューズに履き替え、ラストは堀金烏川線の約8㎞をランニング。
脂肪よ燃えろ!
などと、脂肪燃焼を意識したランにより、ゴール。
と同時にジャストエンプティ

 

ほりでーゆーの閉館ギリギリに、駆け込む。
コーラをがぶ飲みし、♨️へ。
これこれ。

ご飯休憩も合わせ 

   ⏩全行程20時間
   ⏩うち行動時間19時間

しばらくは雪目に悩まされ、目がやばかった。

次の日なんて、「目がぁ〜目がぁぁぁぁ〜」って、どこかの大佐みたいに、悶絶したりして目が全く開かなかったです。。。


日焼け止めも塗ってなかったので、顔も焼けただれ、酔っ払いのようでした😓

職場で、「酒飲んでる?」ってあらぬ疑いをかけられましたwww


サングラスと日焼け止めの大切さを痛感し、紫外線の怖さを思い知る、よい山行でした。

 

see you next mountain⏩