山の麓で!〜At the foot of the mountain!〜

山岳エンターテイナーのつぶやき

MENU

白山で滑落した話1 〜九死に一生〜

スポンサーリンク

f:id:yamanoid:20180823003641j:image

こんばんは。やまちゃんです。

台風上陸で、雨が強くなってきました☔️

 

脈絡はないですが、

今日は、回顧と備忘録として、

    ▷白山で滑落した話

を綴っておきます。

f:id:yamanoid:20180823003333j:image

あれは、2015年のゴールデンウィークでした。

登山始めて、道具もそれなりに揃い始め、トレランも始めたことで、ガンガン山に登れるようになり、一人で山に行くようになりました。f:id:yamanoid:20180823004107j:image

伊吹山武奈ヶ岳と、関西でも雪深い山を登ったこともあったので、それなりの自信と過信がありました。

 

さて、ゴールデンウィーク!

どこか山に行こう!と決め、残雪

    "霊峰白山"

に登ることにしました🏔

ということで、弾丸で車をぶっ飛ばし

市ノ瀬ビジターセンターへ。

f:id:yamanoid:20180823004413j:image

市ノ瀬に着いた時点で、バリバリの残雪がありましたが、厳冬期の伊吹山と武奈ヶ岳しか雪山経験のない自分は、「まぁ雪山なんてこんなもんだろう、行けるやろ」と軽く考えていました。

よく調べず、思い立って弾丸で行ったので、別当出合の登山口まで行くバスが、まだ運行を開始してないことも、現地で知りました。

とにかく、準備不足でした💦

f:id:yamanoid:20180823004954j:image
f:id:yamanoid:20180823004958j:image
f:id:yamanoid:20180823005002j:image

そして、何よりも悪天候のため視界が悪く、風もかなり強い!

さらに装備品も、一応の雪山ウェア軽アイゼンストック

(12本爪やピッケル⛏は持っておらず、ヘルメットも持っていませんでした)

 

ヤバイ!ヤバすぎる!今思えば、死にに行くようなものというか、無知というか、ツッコミどころ満載です。

この装備で雪山に入った時点で、僕はもう遭難していたと言っても、過言ではありません。

 

頑張って、市ノ瀬〜別当出合までとぼとぼ🚶‍♀️

徒歩で向かい、砂防新道ルートで登山開始⛰

別当出合も雪で埋まってます。

別当出合は、まだ橋板はかかっておらず、恐る恐る渡ったことを覚えてます!

f:id:yamanoid:20180823005651j:image

中飯場や、甚之助避難小屋も、雪で埋まっている上に、別当出合までの徒歩に時間を費やし、甚之助避難小屋に着いた時点で、すでに昼12時!いろいろヤバイ!
f:id:yamanoid:20180823005711j:image
f:id:yamanoid:20180823005706j:image

自撮りしてみたり…
f:id:yamanoid:20180823005647j:image

飛んでみたり…なんと愚か。
f:id:yamanoid:20180823005702j:image

「ここまできたし、登るか」

の間違った脳内信号に従い、エコーラインから阿陀ヶ原へ!
f:id:yamanoid:20180823005654j:image

この時点で既に、ホワイトアウト

5m先も見えないぐらい。

行ったことのない山で、視界がほぼ無くなり、風もめちゃくちゃキツイ。致命的。

この時点で私はようやく

   "退く決意"

をします!えぇ…遅すぎます。

f:id:yamanoid:20180823005658j:image

そして、強風の中、観光新道コースで、下山開始です。黒ボコ岩へ!

風がヤバイ!

この写真を撮った数分後、

登山道→雪渓→登山道

となっているところで、一旦軽アイゼンを外し、また着けることを億劫に感じた結果、唯一の装備である軽アイゼンすら外したまま、雪渓をトラバースしました…🍃

f:id:yamanoid:20180823220801j:image

案の定、雪渓の真ん中で、足を滑らせた私は、腹ばいで、カチカチに凍った斜面を、どれだけ滑ったか分からないぐらい滑落しました。

とっさに雪の斜面に突き刺したストックも、指から離れ、無惨にも斜面に突き刺さったまま、体は下へ下へと、遠ざかって行きます。

f:id:yamanoid:20180823221018j:image

さっきまで、こんなんしてチョケてたのに…

おそらく100mほど滑落した後、一度立ち上がってますが、そのまま後ろに倒れ、今度は頭を下にして、滑落第二部!

セカンドインパクト!

 

そして、どれぐらい落ちたか分かりませんが、頭から藪漕ぎに突っ込んで、ようやく

止まりました。

雪庇を越えて、崖から落っこちてもおかしくない状態で、尾根の藪漕ぎに突っ込んだことは、奇跡というほかありませんでした。

 

そして私は、2分ぐらいピヨピヨ🐥放心状態を経て、30歳手前の大の大人が、涙を流して泣きじゃくりながら、小声で「やばい…死ぬかも…だれか…助けて…」とパニックに陥るのです。

 

〜長いので、第二部へ続く〜

 

www.xn--n9jn4194a5j7c.com