みなさんこんにちは!
やまちゃんです!
先日、憧れの先輩から山スキーの手解きを受け、とうとう山スキーデビューを果たしたので、デビューの話といろいろ行ってみたお話。
デビュー!その日は突然やってきた
ちょうど一年前に、この道を通ったよるぅ〜…
じゃなくて、この板に乗った昼ぅ〜♪
のゲレンデデビューから1年。
師匠(ご本人は嫌がるでしょうが敢えてそう呼ぼう)から、
「道具を貸すから、やってみる?」
とお誘いを頂いた。
嬉しすぎて、不躾ながら、めちゃくちゃ食いついてしまい、ちゃっかりアテンドまでお願いする始末。
そして、師匠との前夜祭付き!
わざわざ僕の住む富山までお越しいただき、あんなことやこんなことまで語り合い、熱い夜を過ごしました!
(フラッと入った二軒目の居酒屋で、遭難して居酒屋難民と化したことはここだけの話。)
デビュー戦「白木峰」
北陸民なら割と馴染みがある白木峰。
岐阜百山や日本三百名山にも選ばれ、山頂に広大な草原を有する名峰!温かいシーズンは、美しい高層湿原とお花畑が広がるこの峰が、僕のデビューフィールド!
天気と睨めっこしつつ、いざ白木峰へ!
スキーの履き方、シールの付け方、歩き方からストックワークまで、ものすごく丁寧に教えていただいた!
誰かに、何かを教われる環境ってとても幸せなんだなと、心の底から感じました。
山スキー初心者あるある
足を持ち上げるな!体力削られるよ!
と言われても、小さいころから「足を擦らない」歩き方を叩きこまれて育ったので、足を擦って歩くことに、抵抗感さえありますw
板もブーツも、ただでさえ軽くはないのに、一生懸命持ち上げて歩いたら、それだけ足に負担がかかる(゚∀゚)体力削られるよ!
分かってても、意識しないとすぐ足が上がっちゃうのが、ヒトのクセというモノ。
カカトに体重を!前のめりになるな!
速く歩きたい、斜度に負けたくない。
普段の登山と同じで、どうしても前のめりになってしまう。頑張って重心持ち上げて登っても、トップ側に体重をかけると滑る滑る。゚(゚´Д`゚)゚。
カカトに体重を乗せて、身体を持ち上げてやれば、全然滑らない。
要は、力ではなくバランス!
ヒヤリハットのハプニング
カリカリになった急登で、シールがなかなか効かない斜面があった。
師匠はサクサクとトラバースして行くが、僕はズルズル滑って、あわや滑落?とまでは行かないものの、悪戦苦闘。
見るに見かねた師匠から、スキーアイゼンを借り甘えるも、派手に滑り落ちた。
さらにスキーアイゼンを落とす始末:(;゙゚'ω゚'):
結局、スキーを脱いでアイゼンを探しに行ったりと、なかなか手こずったわけです。はい。
いろいろやらかすわけです。はい。(゚ω゚)
そんなこんなでピークを目指すも、一向に晴れないガスと、カリカリの斜面に、ピークは踏まず中腹から滑走にエントリーすることに!
ピーク踏まなくったって、いいんです!
高速下山さいっこうぅぅ❗️
最高すぎっしょ‼️
あんだけ苦労して登りあげたのに!
下山はマジで一瞬でした!
でも、普段使わない筋肉を酷使して、ヘロッヘロになりました💦
そんなこんなで、ハチャメチャデビュー戦終了!師匠ありがとうございました😭
写真で振り返る山スキー奮闘記
[北アルプス・大日岳大行進]
スキー隊とワカン隊を編成し、往復15時間の大行進は、わいわいガヤガヤが楽しい山行でした!
大日岳からの滑走は滑るというより、転げ落ち、横滑りでなんとかかんとかやり過ごし、最後は気持ちの良いツリーライドで〆!
いろいろあったが、無事に下山できたので、ヨシとします!
[北アルプス・立山ソロ大疾走]
ソロで、板履いて、立山・雄山を目指して見みたんですが、山頂目前のホワイトアウトにより一ノ越で撤退。
ガスと斜度のない雪原、降りしきる降雨によるシャバ雪になすすべなく、結局板担いで走って帰りました。
[北アルプス・北ノ俣岳大滑走]
健脚肝っ玉かあちゃんとK子さんとバディを組んで、知る人ぞ知るクラシックルート
「神岡新道」でアプローチ。
避難小屋で撤退したが、大自然に広がるプライベートゲレンデからの大滑走は爽快すぎた。
調子に乗りすぎて、太枝激突の顔面流血事案や滑走面のリードミスで、いろいろあったが、無事に下山できたから、ヨシ!
きったねー顔さらしときます!
たくさんのことを学びました!
[越後山脈・守門岳大展望]
新潟の健脚Hさんにアテンドしてもらって、今回もハチャメチャ大奮闘で、北ノ俣岳で学んだことを活かせず、谷に迷い込んだり、登り返したり、いろいろあったけど、最高に楽しかったです!
[小谷村・雨飾山大進撃]
松本に住む同僚のSくんと、1年ぶりに会うのにノリが一緒でノリノリで冬季限定P2までハイクアップ!
ブナのツリーライドは、最高以外の何者でもない!小谷村の健脚・ポールも駆けつけてくれた、楽しい一日だった!
なんやかんやで、いろいろ行ってるでしょ?
そう!なんたって僕は今、第三次成長期!
人は、いくつになっても学びがあって、成長できるんだと、身を持って実感している。
ただ、山スキーは一歩間違えると、遭難や死に直結するので、危険であることを常に認識して、慎重に取り組んで行きたいと思います。
山スキーの機動力は、無限大の可能性を秘めている!山スキーは最高だ!
see you next mountain!