山の麓で!〜At the foot of the mountain!〜

山岳エンターテイナーのつぶやき

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夢の厳冬期立山1day〜冬の美女平編〜

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こんにちは!やまちゃんです!

先日、冬の立山アルペンルート

美女平

に行ってみて感じたことを、つらつら。

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いざ厳冬期立山!

除雪されていない駐車場

立山駅の無料駐車場は、除雪されてないので、どこに車を停めて良いのやら、迷うことになりますよ。

僕はかろうじて除雪してある小スペースにねじ込みましたが、除雪の邪魔になるといけないので、出入口付近は避けた方が良さそうです。

 

材木坂の入り口

雪で埋まってますよ!当然の如く!

そして材木坂尾根への取り付きは、腰ラッセルです!当然の如く。

僕は、荷物を置き、空身でラッセルして、また荷物を取りに戻り、ラッセルしたとこまで上がってまた荷物置いて空身ラッセル。。。

これの繰り返しでした。

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当日の装備

足元はスノーシューです。

一応テン泊するつもりだったので、テン泊装備と一緒に、美女平で遊ぼうと思ってスキー板とブーツ担いで行きましたが、これが間違いでした。f:id:yamanoid:20210212210722j:image

重すぎて肩死にました。背負ってると、荷物重すぎて余計に沈んで、ラッセル地獄でした。

我ながらお馬鹿なことしたぁと思ってます💦

つまり、要らん物は持って行かん方が良いです!

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ラッセルフェスティバル2021

材木坂の取り付きは、尾根まで腰ラッセル。

そこから美女平までは、終始膝ラッセル。(スノーシューで)

美女平からアルペンルートも、スノーシューでずっと膝ラッセルでした。

ほんの数百m進むのに1時間近くかかる

 

荷物が重たいので、ザックにスキー板を履かせて植村直己スタイルでキメましたが、

ズブッズブブブッ。ズブッ。ズ。。ブッ。

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って、雪に埋まっていくザックを見て、この案は、ソッコーボツにしました。

まるで、行きたくない散歩に無理やり連れて行かれる大型犬の様に、クッソ重たいし、全然進まない。笑

こりゃ、弥陀ヶ原にすら、今日中に辿り着けるか怪しいな。ってことで、そうそうに出直しを決めて撤退。

 

仕事終わりに、寝ずに歩き始めたことも相まって、眠くて眠くて、意識朦朧。美女平の雪原でまったり寝たり、GoProで遊んだりして、楽しんできましたw

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夢の厳冬期・立山1day

スキーを履かないと、1dayどころか2dayでも難しいです。体力だけではどうしようもないぐらい、険しい道のりです。

スノーシューで行った感じ、室堂にたどり着くだけでも、丸二日間はかかるんじゃないかなと思いました。

スキー板を履いて、ハイクアップすれば、美女平〜室堂間のアプローチは格段に早くなるので、やはり板は必須。

 

スキー板も、スノボかな?って見間違えるぐらい「ぶっとい」のがいいです。

貧弱な板は、悲しいぐらい埋まっていきます。

板が見えなくなりますw

 

漢のロマン「厳冬期」

残雪期の、ある程度雪が締まった時期なら、スノーシューでもアプローチは可能かもしれませんが、それでも相当な時間を要すると思います。それにやっぱり、

「厳冬期・立山」

漢のロマンでもあるんですよね。

 

そして雪山においては、スキーの機動力はもはや正義なのだなと痛感した今日このごろ。

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山スキーヤーの皆さんからしたら、

「当たり前やろ。アホちゃうか?」

と思うことかもしれませんが、ネットでいろんな情報が溢れ返る昨今こそ、

できるできない

要る要らない

行ける行けない

を、自分の目で見て、体で感じて、取捨選択して、試行錯誤して、自分をアップグレードさせていこうと思っていますので、温かい目で見て頂けると嬉しいです。

 

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結論、やはりもっとスキーを極めねば。

スキーは楽しいので、もっともっと滑りたいってのもありますけどね!

月末に、尊敬する大先輩から、山スキーの手解きを受けることになったので、今からワクワクです!ウハウハです!

 

厳冬期立山は、また時期が来れば、必ず再チャレンジしたいと思います。

それまではコソ練コソ練👍

 

see you next mountain❗️